この記事ではそんな悩みを解決します!
この記事をお読みの方は、
・昇進にTOEICのスコアが必要
・TOEICの勉強を始めてみたけれどスコアが伸びない
等、様々な理由からTOEICのスコアアップを考ていることと思います。
この記事ではTOEIC800点とは、及び1年でTOEIC800点を突破する為の勉強法を紹介いたします。
①TOEIC800点とは
②1年でTOEIC800点を突破する為の勉強法
③使用すべき教材
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・TOEIC895 (2022/7)
・英検1級 (2021/11)
・毎日、海外取引先と英語で仕事を行う
どの様に勉強すればいいか、詳しく解説していくよ!
TOEIC800点とは
まず勉強法の解説の前に、TOEIC800点について解説します。
・上位15%は偏差値で言うと60
・英検だとTOEIC800点は準1級レベル
とりあえず英語ができる人と見てもらえる点数、それがTOEIC800点と言えます。
どうですか、TOEIC受験者の上位15%、偏差値にして60と考えると、TOEIC800点は一生懸命やれば達成できそうに思えてきませんか?
TOEIC800点は決して簡単ではありませんが、努力すれば必ず達成できるレベルの目標です。
TOEIC PROFICIENCY SCALE
TOEICを運営してるETSがTOEIC PROFICIENCY SCALEというTOEICのスコア別の評価、レベルを発表しています。
レベル | TOEIC スコア |
評価(ガイドライン) |
A | 860 | Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。 |
B | 730 | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。 |
C | 470 | 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。 |
D | 220 | 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。 |
E |
コミュニケーションができるまでに至っていない。 |
これによるとTOEIC800点はレベルBの「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。」となります。
企業が求めるTOEICスコア
昇進、転職、就職などTOEICスコアが求められることも多くあります。
会社にもよりますが、私の会社では海外取引先と英語でコミュニケーションを取らなければいけない部署で役職者となるためには、TOEIC730点以上が必要です。
また、英語が必要な代表的な職種で言うと客室乗務員があります。代表的なJALやANAの客室乗務員の募集要項によると、TOEIC600点以上が応募要件とされていました。
TOEICは860点以上が最高レベルのAです。その為、一部の有名企業の海外関係部署への応募や超有名外資系企業はTOEIC860点以上や900点以上を応募要件にしています
・野村ホールディングス グローバル社員
・パナソニック国際広報 など
しかし数としては非常に少なく、ほとんどの場合TOEIC800点を取得していると、企業が求めるTOEICスコアはクリアできます。
1年でTOEIC800点突破の為の勉強法
ここからは、1年でTOEIC800点を突破する為の勉強法を解説していきます。
世の中には英語勉強法とうたって、様々な英語勉強メソッドがあります。
私は色々な勉強法に手を出してしまい、無駄な勉強を多くしてきてしまいました。
例えば、洋楽、英英辞書、映画、聞き流しなど、楽しみの為にやるのであればいいのですが、これらの勉強はTOEICスコアアップには貢献しません。
一体、どの様に勉強するのが正解なのか。
それは、TOEIC公式問題集での演習です。
私のTOEICスコアはTOEIC公式問題集に絞って勉強を始めた頃から、ぐんぐんと伸びていきました。
しかしながら、TOEIC公式問題集はリスニングとリーディングの問題演習です。
TOEIC公式問題集に取り掛かる前に、最低限の英語の基礎をやり直しましょう。
具体的には、下記の順序で勉強を行います。
①発音→②文法→③TOEIC公式問題集
1ヶ月目:発音
最初の1ヶ月は発音を復習してください。
英語の発音を正しく出来るようになるところから英語の勉強を始めて下さい。
私が何よりもまず英語の発音を最優先にしているのは、下記の理由からです。
①リスニング力向上につながる
②英会話の基礎となる
③英語の発音を正しく出来ると、英語の勉強が楽しくなる
英語の発音を正しく出来るようになることは、全ての英語力の土台になります。
下記に、私がおすすめする発音学習の参考書のAmazonリンクを貼っておきますので、参考にして下さい。
上記の教材を使って毎日英語の発音の練習をしましょう。最初の1ヶ月は、これだけでOKです。
2ヶ月目:文法
2ヶ月目は文法です。
英語を読む、書く、聞く、話す上で正しい英語の構造を知ることが重要です。
その為、英語の基礎固めとして、発音の次に文法の勉強をざっと行いましょう。
文法は勉強しなければならない項目が限られている為、短期間でマスターできます。
簡単に英文法を復習できる参考書を選び、1ヶ月程度で復習してしまいましょう。
下記に、おすすめの文法の参考書のAmazonリンクを貼っておきますので、参考にして下さい。
2ヶ月目は、上記の参考書の内容を頭に叩き込みましょう。
3ヶ月目〜12ヶ月目:TOEIC公式問題集
発音・文法の基礎を固めたら、公式TOEIC Listening & Reading問題集、略してTOEIC公式問題集の演習あるのみです。
使う教材はこの公式問題集1択です。その他ありとあらゆる英語関連の教材は一切不要です。
繰り返しますが、私はTOEIC公式問題集に絞って勉強を始めてからTOEICのスコアが伸びてきました。
2023年1月現在、TOEIC公式問題集は1〜9まで発売されていますが、最新の傾向が反映されている9から取り組んで下さい。
3ヶ月目〜12ヶ月目の10ヶ月間で公式問題集1〜9を何度も復習してください。
この公式問題集を完璧に理解できた時、TOEICのスコアは必ず800点を超えてきます。
公式問題集には別冊で解答・解説がついています。
使うのはこの別冊「解答・解説」のみです。
Listeningはまず解答の英語のスクリプトと日本語訳を読んで、理解出来るようになってから音声で聞きます。
文字で読んで理解出来ないものは、音声では絶対に分かりませんから。
Readingもまずは解答の日本語を読んでから、英文を読みます。
分からない単語があっても、大抵は解答・解説の下部のWords & Phrasesという項目に載っていますので、確認しながら読んでいって下さい。
英単語はWords & Phrasesを完璧にすれば、TOEIC対策としては十分です。
Words & Phrases↓
TOEIC公式問題集の詳細な使い方については、過去記事にまとめていますので参考にして下さい↓
TOEICテストは慣れが必要です。
私は会社でTOEIC IPテストを2ヶ月に1回受験することが出来たので、毎回申し込んで受験していました。
TOEICの出題形式に慣れることができた上、申し込みをすることで不思議と勉強をやる気になりました。
TOEICスコアアップの為には、何度もテストに申し込みをして、受験していくことも重要です。
まとめ:効率よく勉強してTOEICスコアアップを狙おう!
今回紹介した勉強法を参考にして、TOEICのスコアを効率よくアップさせていきましょう!
TOEICで高得点を取りたい目標は様々であると思います。
何か特技が欲しい、会社の昇進に必要、就職/転職に必要など目標は様々です。
ただ、TOEICで高得点を取ることだけを目標にすると、英語を勉強をする楽しさを忘れてしまいます。
本当に楽しいのは、英語を話してコミュニケーションをとることです。
日本ではTOEIC信仰が未だ根強く存在しています。
英語を話せるようになることに早くフォーカス出来る様、TOEICの目標スコアはさっさとクリアしてしまいましょう。
私が紹介する勉強法があなたの役に立てば幸いです。
本日は以上です。
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