【TOEIC Part5|短文穴埋め】選択肢を5パターンに分類!対策を徹底解説!

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こんにちは、よけです。

本日は、TOEIC Part5の短文穴埋め問題についてお話ししたいと思います。

私はPart5の選択肢のパターンを5つに分類しています。

パターン①:意味は同じで品詞/格が違う
パターン②:違う意味で品詞は同じ
パターン③:イディオム・構文の一部
パターン④:意味・品詞共にバラバラ
パターン⑤:時制が違う

今日はそれぞれのパターンについて詳しく解説していくよ!

著者の自己紹介
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・英検1級、TOEIC895点
・毎日、海外取引先・海外子会社と英語で仕事を行う
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選択肢のパターンについて

まずは選択肢のパターンについて、どの様に分けているかを解説します。

パターン①:意味は同じで品詞/格が違う
【選択肢の例】
(A)minimal
(B)minimally
(C)minimum
(D)minimize

パターン②: 違う意味で品詞は同じ
【選択肢の例】
(A)prefer
(B)accept
(C)include
(D)surround

パターン③:イディオム・構文の一部
【イディオムの一部】
「be interested in ~」のinを空所に入れる様な問題
【構文の一部】
「so ~ that…(非常に~なので…だ)」のsoを空所に入れる様な問題

パターン④:意味・品詞共にバラバラ
【選択肢の例】
(A)until(接続詞)
(B)in spite of(前置詞句)
(C)since(接続詞)
(D)even though(接続詞句)

パターン⑤:時制が違う
【選択肢の例】
(A)will have spent
(B)had spent
(C)spend
(D)spent

次に、パターン別にどれくらいの問題数が1回のテストで出題されるかをみていきます。

パターン別の問題数

Part5でパターン別に出題される問題数です。

TOEIC公式問題集8を参考にパターン別に問題数を数えてみました。

選択肢パターン 問題数
(テスト1)
問題数
(テスト2)
パターン①:意味は同じで品詞/格が違う 11 11
パターン②:違う意味で品詞は同じ 10 10
パターン③:イディオム・構文の一部 4 4
パターン④:意味・品詞共にバラバラ 4 5
パターン⑤:時制が違う 1 0
合計 30 30

パターン①②はそれぞれ10問ずつ、パターン③④はそれぞれ5問ずつ、パターン⑤は1問有るかどうかと言ったところです。

パターン①②だけで約20問もありますね!

次にパターン別の問題の詳細について見ていきます。

選択肢パターン①:意味は同じで品詞/格が違う

私はTOEIC Part5を解く際は、設問よりも選択肢を先に見ます。

4つの選択肢の意味が同じで、品詞/格が違うパターン①の場合、その問題はイージー問題です。

空所の前後を見るだけで解答が分かることが多くあります。

意味は同じで品詞が違う

まずは4つの選択肢の意味が同じで、品詞が違うパターンの問題例です。

(1) ABC corporation will publish a new —— next month.
(A) production 
(B) products
(C) produce
(D) product
正解は(D) product ですね。
publishという動詞の目的語となり、かつ——の前に a があるので、単数名詞が入ります。
(A) production か (D) product が正解ですが、(D) product を入れると文意が通ります。

一瞬で解いて時間を稼ぐことができますね!

もう一問見てみましょう。
(2) Stock prices dropped —— because the number of Covid 19 patients increased today all over the world.
(A) significance
(B) significantly
(C) significant
(D) signify 
正解は(B) significantlyです。
——の前は動詞droppedです。
——には、動詞droppedを修飾する語が入ります。
その為、空所には動詞を修飾する副詞のsignificantlyが入ります。
この様な問題は、問題文を全文読むまでもなく、——の前後を見るだけで解答できます。

意味は同じで格が違う

4つの選択肢の意味は同じで、格が違うパターンの問題例です。

Ms. Smith will publish —— second book next month.
(A) she
(B) her
(C) hers
(D) herself

正解は(B) her ですね。

——の前は動詞、後はsecond bookです。

——にherを入れて、動詞の目的語となる名詞句 her second book を作ります。

この様な問題も、問題文を全文読むまでもなく、——の前後を見るだけで解答が分かります。

選択肢の意味は同じで格のみ異なるパターンは、Part5の中でも一番簡単!

選択肢パターン②:違う意味で品詞は同じ

4つの選択肢の意味は異なるが、品詞は同じパターンの問題例です。

Stock prices —— significantly due to the spread of Covid 19. 
(A) dropped
(B) thought
(C) attached
(D) canceled

正解は(A) dropped です。

選択肢は全て動詞の過去形です。

——にどの動詞を入れるかは、問題文と選択肢を読んで意味が分かるかどうかだけです。

このパターンを正解できるかどうかは、単語を知っているか知らないかだけ!

分からない場合、さっさとマークして次にいきましょう。

選択肢パターン③:イディオム・構文の一部

選択肢がイディオム・構文の一部となっている問題例です。

まずはイディオムの一部となっている問題例です。

Ms. Smith was promoted —— director shortly after she was transferred to a NY branch.
(A) at
(B) to
(C) of
(D) in
正解は(B) to です。
「be promoted to ~ (~に昇進する)」というイディオムの一部である 「to」 を——に入れます。

イディオムを知っていれば簡単だね!

次に構文の一部となっている問題例です。
ABC corporation’s new product is —— good that it sells very well.
(A) so
(B) too
(C) of
(D) even
正解は(A) so です。
「so ~ that … (非常に~なので…)」構文の一部である「so」を——に入れます。
この様な問題は、イディオム・構文を知っているか知らないかだけです。
分からなければ、さっさとマークして次にいきましょう。

選択肢パターン④:意味・品詞共にバラバラ

選択肢が意味・品詞共にバラバラとなっている問題例です。

—— Tom got up early this morning, he couldn’t be in time for the meeting.
(A) Although
(B) Besides
(C) Equally
(D) might

正解は(A) Although です。

各選択肢の意味はバラバラです。

品詞も(A)は接続詞、(B)は副詞または前置詞、(C)副詞、(D)助動詞とバラバラです。

この様な問題は、まずは——に入るべき品詞が何かを考えます。

——の後には主語、動詞が続いていくので、接続詞もしくは副詞が入ると予測できます。

この時点で助動詞の(D)は削除します。

その後、選択肢の中で意味が通じるものはどれかを検討します。

「トムは今朝早く起きた——彼は会議に間に合うことができなかった。」

——の前後の文は反対の内容となっているので、逆説の接続詞である(A) Althoughが適切となります。

問題の難易度は、このパターンが一番高いかもしれません。

選択肢パターン⑤:時制が違う

選択肢が時制違いとなっている問題の例です。

By the time he signs the contract, Mike —— four months negotiating a price with his client.
(A) spend
(B) spent
(C) has spent
(D) will have spent

正解は(D) will have spent です。

By the time he signs the contract は時を表す副詞節です。未来のことですが現在形になります。

—— に未来完了形の will have spent を入れて、「マイクは契約書にサインするまでに、依頼人との値段交渉をして4ヶ月を費やしたことになるでしょう」とするのが適切です。

選択肢パターン別の対策方法

TOEIC Part5はどの様に対策するべきかを選択肢のパターン別に考えてみます。

パターン①:意味は同じで品詞/格が違う
→難しい単語は出ない為、慣れで対応可能。TOEIC公式問題集での演習がおすすめ。

パターン②:違う意味で品詞は同じ
→単語を知っているか知らないかだけ。TOEIC用の単語帳での演習がおすすめ。

パターン③:イディオム・構文の一部
→難しいイディオム・構文は出ない。簡単な文法書での演習がおすすめ。

パターン④:意味・品詞共にバラバラ
→パターン①②③が解ける様になれば自然と解ける。特別な対策は必要なし。

パターン⑤:時制が違う
→パターン④同様で、特別な対策は必要なし。

パターン①②の問題数が多いので(30問中、約20問)、最初に①②を解ける様に対策するのがおすすめ!

まとめ

本日は、TOEIC Part5の問題をパターン別に分類しました。

本日のまとめです。

TOEIC Part5の選択肢のパターン、問題数、対策は下記の通りです。

選択肢パターン 問題数 対策
パターン①:意味は同じで品詞/格が違う 約10問 TOEIC公式問題集
パターン②:違う意味で品詞は同じ 約10問 TOEIC用の単語帳
パターン③:イディオム・構文の一部 約5問 簡単な文法書
パターン④:意味・品詞共にバラバラ 約5問 パターン①②③が解ければ解ける
パターン⑤:時制が違う 1問あるかどうか

本日は以上です。

楽しんで頂けましたら幸いです。

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