英検1級ライティングはテンプレートの用意が重要!書き方、回答のコツも徹底解説!!

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英検1級Writing Partをどうやって書けばいいか分からない!教えて!

この記事ではそんな悩みを解決します!

英検1級のライティングは、どうやって書けばいいですか?

英検1級のライティングは、事前にテンプレートを用意しておくことがおすすめだよ!

この記事を読むとわかること
①英検1級Writing Partの回答方法
②Writing Partのテンプレート
執筆者:よけ
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・28歳から英語の勉強を始め、海外経験なしで英検1級 合格
・毎日、海外取引先と英語で仕事を行う
私が英検1級に合格した際、Writing Partの点数は26/32(81%)でした。英検1級は7割取れば合格のテストですので、26/32(81%)は合格には十分のスコアです。今回は、英検1級Writing Partの回答方法、テンプレートを解説します。

私が英検1級に合格した時のWriting Partのスコア詳細です。

Writing Partスコア : 26/32 (81%)
【内訳】
・内容 : 5/8
・構成 : 7/8
・語い : 7/8
・文法 : 7/8

Writing Partで高得点を取るためには何が必要か。

それは、テンプレートを用意することです!

以下、詳しく解説していきます。
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Writing Partの回答方法

テンプレートの前に、Writing Partの回答方法についてお話します。

Writing Partのある英検1級1次試験は、筆記試験100分、リスニング試験35分〜36分の合計約135分のテストです。

Writing Partは筆記試験100分の中に含まれており、100点中32点がこのWriting Partの配点です。

合格するにはWriting Partの点数は大きな要素を占めているね!

最初に解き始めるのがオススメ

筆記試験が始まれば、まずこのWriting Partから解き始めることをオススメします。

Writing Part 以外はマークシートです。

マークシートは最後に時間がなくても、当てずっぽうで塗りつぶせばよいですが、Writing Partはそうもいきません。

最後に時間がないと、まともに論述できなくなりますので、最初にWriting Partから解き始めることをオススメします。

Writing Partは最初に解き始めるのがオススメ!

回答時間:30分以内

Writing Partは30分以内に書き終わりましょう。

長文読解に時間をかける為にも、25分〜30分でWriting Partは書き終わることが望ましいです。

30分以内に政治関係や経済関係のTopicについて、200語〜240語のエッセイを英語で書かなければいけません。

構成、内容を1から考えていたら、時間はいくらあっても足りません。

その為、後で述べるテンプレートが必要です。

語数:200語〜240語について

英検1級のWriting Partは200語〜240語で書くことを求められています。

試験中、よく最後に語数を数えている人を見かけますが、Writing Partを書き終わった後に語数を数えるのは時間の無駄です。

Writing Partの答案用紙は28行用意されているので、1行に8語書けば224語になります。

1行に8語ペースで書いて、最後の行まで書ききりましょう。

最後に語数を数える必要はありません。

段落の書き出し:1文字空けて書き出す

段落の書き出しは、1文字空けて書き出して下さい。

後で述べるように、私が用意したWriting Partのテンプレートは5つの段落で構成しています

各段落の書き出しは、必ず1文字空けて書き出して下さい。

そうすることで、読み手も「ここで段落が変わるんだな」と容易に理解することが出来ます。

Writing Partのテンプレート

私が用意していたWriting Partのテンプレートを解説していきます。

まずは、全体を下記の様に5つの段落に分けて構成します。

段落1:導入
段落2:主張を裏付ける為の理由①
段落3:主張を裏付ける為の理由②
段落4:主張を裏付ける為の理由③
段落5:結論

私が合格した際のTopicは、

Topic
Are economic sanctions a useful foreign-policy tool ?

というものでしたので、このTopicを基に解説していきます。

段落1:導入

段落1は導入です。

段落1を書き出す前にTopicに対して賛成か反対かの立場を明確にして下さい。

賛成の理由、反対の理由を3つ書き出し、エッセイを書きやすそうだと思った方で構いません。

5分を目安にTopicに賛成か反対かと3つの理由を決めましょう。

その後、段落1を書き始めます。

私は段落1の導入では、下記2つのPatternの内、どちらかを使用していました。

段落1:導入パート
【Pattern1】

①一般論
②自分の意見
③3つの理由を簡潔に紹介

【Pattern2】
①自分の意見とは反対の意見
②自分の意見
③3つの理由を簡潔に紹介

Pattern1とPattern2の例です↓
【段落1導入:Pattern1の例】

①一般論
These days, some countries impose economic sanctions on other countries to solve diplomatic issue.
(近年、ある国々は外交問題を解決する為に他の国々に対して経済制裁を課しています。)

②自分の意見
I think that these measures are a useful foreign-policy tool.
(私はこれらの措置は有用な外交政策の手段であると思います。)

③3つの理由を簡潔に紹介
This is because it is 理由1、理由2、and 理由3
(それは、理由1、理由2、理由3だからです。)

【段落1導入:Pattern2の例】

①自分の意見とは反対の意見
Although some people argue that economic sanctions should not be used to solve diplomatic issue,
(ある人は経済制裁は外交問題を解決する手段としては使用されるべきではないと主張していますが、)

②自分の意見
I think that these measures are a useful foreign-policy tool.
(私はこれらの措置は有用な外交政策の手段であると思います。)

③3つの理由を簡潔に紹介
This is because it is 理由1、理由2,and 理由3
(それは理由1、理由2、理由3だからです。)

段落2〜段落4:主張を裏付ける為の理由を3つ述べる

段落2から段落4は、主張を裏付ける為の3つの理由を詳細に論じていきます。

段落2で理由①、段落3で理由②、段落4で理由③を論述して下さい。

段落の最初は、下記の様に書き始めます。

【段落2〜段落4の書き出し】
段落2:Firstly , ~~~~~
段落3:Secondly , ~~~~~~
段落4:Finally , ~~~~~

自分の主張を裏付ける為の理由の書き方のコツとしては、

①理由を端的に述べる
②自分の考えを述べる
③具体例を述べる

この様に書き進めるとスムーズに論理展開できます。

Topicに賛成である場合の段落2で書く理由1の例です。

【理由1の例
①理由を端的に述べる
Firstly, economic sanctions are a useful foreign-policy tool that can solve international conflicts without military intervention.
(第1に、経済制裁は国際紛争を武力介入なしに解決できる有用な外交手段です。)

②自分の考えを述べる
I think that we should impose economic sanctions on nations that break international law to solve a conflict peacefully.
(私は、国際法を破る国家に対しては平和的に紛争を解決する為に、経済制裁を課すべきであると考えます。)

③具体例を述べる
For example, we need to impose economic sanctions severely on North Korea that is developing nuclear weapon.
(例えば、核爆弾を開発している北朝鮮には我々は厳しく経済制裁を課す必要があります。)

 

上記の様に論述しながら、理由2、理由3も論じていきましょう。
また、「③具体例を述べる」は字数と相談しながら行いましょう。字数オーバーしそうなら省略しても構いません。

段落5:結論

段落5で、結論を述べます。

段落1で述べた自分の意見の繰り返しでも良いですし、行が余っているようであれば段落2〜4の理由を簡単にまとめ直しても構いません。

【段落5の例①】
・自分の意見を繰り返すだけの場合
For these three reasons , I believe that economic sanctions are a useful foreign-policy tool.
【段落5の例②】
・行数を埋めるため、3つの理由を繰り返す場合
In conclusion , 理由1、理由2,and 理由3、I believe that economic sanctions are a useful foreign-policy tool.
行数を埋めるため、3つの理由を繰り返す場合、あくまで簡潔にして下さい。名詞名詞句でまとめるのがおすすめです。

まとめ:Writing Partは事前にテンプレートを用意しよう!

英検1級のWriting Partはテンプレートを事前に用意して、うまく乗り切りましょう!

英検1級のWriting Partは非常に難しいTopicに対して、30分以内に200字程のエッセイを英語で書くという難解なパートです。

但しコツさえ掴めば、安定して得点できるパートになります。

是非、今回紹介したテンプレートを参考にして、英検1級のWriting Partを攻略して下さい。

私自身、英検1級を初めて受けた時はテンプレートも何も用意しておらず、試験中「これどうすればいいんだ??」と途方に暮れました。

結果、内容も構成もぐちゃぐちゃなエッセイを書いてしまいました。

しかし、テンプレートを編み出したことで、試験当日はTopicに対して賛成か反対かを決めて、その3つの理由を考えるだけになりました。

初めて英検1級を受けた時のWriting Partの点数は18/32(56%)、テンプレートを用意して受けた時の点数は26/32(81%)でした。

私が合格した際のWriting Partの26/32(81%)のスコア内訳を再度確認します。

Writing Part total : 26/32
【内訳】
内容:5/8
構成:7/8
語い:7/8
文法:7/8

テンプレートを用意しておくことで、内容点が5/8と悪くても、十分合格圏内まで持っていくことができます。

英検1級のWriting Partは非常に難しいTopicが出題されます。

内容点はそのTopicに対してどれだけの知識を持っているかが大きく関わります。

その為、内容点については運の要素が大きくあります。

但し運に恵まれなくても、テンプレートを用意しておくことで、内容点が悪くても十分に合格圏内の点数を取得することができます。

以上、本日は英検1級のWriting partの攻略法でした。

英検1級1次試験の合格基準、時間配分、各Partの対策法などは下記記事に詳細にまとめていますので、お時間のある方は覗いてみて下さい。

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本日は以上です。

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