・英検1級って、どれくらい難しいの?
・英検1級に合格すると、どんなメリットがあるの?
・英検1級の合格率・難易度
・英検1級:5つのメリット
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・英検1級(2021/11)
・TOEIC 895点(2022/7)
・毎日、海外取引先と英語で仕事を行う
英検1級:合格率・難易度
英検1級のメリットの前に、まずは英検1級の合格率と難易度について見ていきます。
英検1級の合格率は約10%
英検1級受験者は、英語学習者の中でも上級者がほとんど!その中での合格率10%は相当難関なテストなんだね!
英検1級の難易度
英検1級の難易度は大学上級程度とされており、求められる語彙量は約1万語〜1万5千語とされています。
難易度が大学上級程度と言われても、よく分からないと思います。
私の場合、TOEIC870点、英検準1級を所持して英検1級を受験しましたが、最初は何も分かりませんでした。
つまり、TOEIC900点程あっても、英検1級の問題は簡単には解けません。
かなりの難単語が出題されますし、長文読解はアカデミック、リスニング問題はとにかく長い。
2次試験の面接では、その場で与えられたトピックに対して、2分のスピーチをしなければいけません。
英検1級の難易度が大学上級程度と言っても、大学の成績優秀者程度では太刀打ちできません。
英検1級合格で得られる5つのメリット
次に、英検1級合格で得られる5つのメリットを紹介します。
①就職・転職に有利
②入試活用・単位認定
③通訳ガイド試験で1次試験の外国語(英語)免除
④国家公務員採用総合職試験で点数加算
⑤大きな自信になる
①就職・転職に有利
グローバル化が進む現代社会において、英語ができるということは就職、転職に非常に有利になります。
私の会社では、海外子会社・海外取引先と英語でやりとりをしなければいけません。
しかし、その様な状況下の会社であっても、英語を不自由なく話せる人はごく少数です。
みんな英語でメールは打てるんですが、英語を話せる人って本当に少ないんです。
そんな中、スピーキングのテストまで課される英検1級を合格している人材というのは、日本の会社では重宝されます。
就職、転職市場において、履歴書に英検1級と書けることは、大きなアピール材料になります。
②入試活用・単位認定
入試で英検の取得級、CSEスコアを利用できる場合があります。
英検1級合格まで要求している学校は稀ですが、1級に合格していると大きなアドバンテージとなる場合があります。
また、英検の取得級が単位認定される学校・学部があります。
詳しくは、下記英検のWEBサイトや各大学の入試要項をチェックしてみて下さい。
③通訳ガイド試験で1次試験の外国語を免除
TOEIC Speaking 160点以上
TOEIC Writing 170点以上
④国家公務員採用総合職試験で点数加算(準1級以上)
英検準1級以上を有する受験者には、最終合格者決定の際に、総合点に25点が加算されます。
⑤大きな自信になる
君は海外に住んでいたことがあるのか?
いえ、独学で勉強しました。
まとめ
①就職・転職に有利
②入試活用・単位認定できる場合がある
③通訳ガイド試験で1次試験の外国語が免除される
④国家公務員採用総合職試験で点数加算される(準1級以上)
⑤大きな自信になる
上にあげた以外にも、留学時の語学力を証明する資格として使える場合があったり、会社の昇進の際に英語力を証明できたり、メリットは多岐に渡ります。
ただ、私が英検1級に合格して感じることは、誰もが知っている英検の最も上位の級に合格できた自分に対して、大きな自信を持つことができたということです。
英検って自分の親の世代でも知っています。
TOEICはちなみに親の世代にはよく分からないようです。
英検は日本のどの世代であっても、とても高い認知度があります。
その1級に合格できたことって、やっぱり下世話な話かもしれませんが、すごく誇らしく感じますよ。
仮に実際に利用する機会がなかったとしても、英検1級は目指すに足る資格試験であったと思います。
本日は以上です。
【関連記事①】英検1級どれくらい勉強すれば受かる?
【関連記事②】英検1級 合格体験記
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