英検1級のメリットとは?|合格率・難易度、合格して得られる5つのメリットを解説!

英検
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英検1級に合格するとどの様なメリットがあるか教えて!
本日はそんな疑問に答えていきます!
この記事をお読みの方は、
・英検1級に興味がある
・英検1級って、どれくらい難しいの?
・英検1級に合格すると、どんなメリットがあるの?
その様にお考えだと思います。
私は2021年11月に英検1級に合格しました。
28歳から英検1級を目指し続けて、7回目の受験で合格した私が、英検1級の合格率・難易度について解説した後、合格して得られる5つのメリットを解説します。
 
この記事を読んでわかること
・英検1級の合格率・難易度
・英検1級:5つのメリット
 
執筆者:よけ
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・英検1級(2021/11)
・TOEIC 895点(2022/7)
・毎日、海外取引先と英語で仕事を行う
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英検1級:合格率・難易度

英検1級のメリットの前に、まずは英検1級の合格率と難易度について見ていきます。

英検1級の合格率は約10%

2014年以降、英検の受験者数、合格者数は公表されていません。
 
公表されていた2013年以前の合格率は約10%でした。(受験者:約26,000人/年、合格者:約2,500人/年)
 
合格率を変えてしまうと、2013年以前と以降で合格の価値に差が出てしまいます。
 
その為、現在も同水準であると仮定すると、現在の合格率も約10%と考えられます。
 
英検1級はWriting/Speakingも課される試験です。
 
その為、TOEICと違い、英語学習者の中でも上級者のみが受験している場合がほとんどです。
 
その中での合格率10%の為、非常に難関なテストと言えます。
 

英検1級受験者は、英語学習者の中でも上級者がほとんど!その中での合格率10%は相当難関なテストなんだね!

英検1級の難易度

英検1級の難易度は大学上級程度とされており、求められる語彙量は約1万語〜1万5千語とされています。

難易度が大学上級程度と言われても、よく分からないと思います。

私の場合、TOEIC870点、英検準1級を所持して英検1級を受験しましたが、最初は何も分かりませんでした。

つまり、TOEIC900点程あっても、英検1級の問題は簡単には解けません。

かなりの難単語が出題されますし、長文読解はアカデミック、リスニング問題はとにかく長い。

2次試験の面接では、その場で与えられたトピックに対して、2分のスピーチをしなければいけません。

英検1級の難易度が大学上級程度と言っても、大学の成績優秀者程度では太刀打ちできません。

英検1級合格で得られる5つのメリット

次に、英検1級合格で得られる5つのメリット紹介します。

【英検1級:5つのメリット】
①就職・転職に有利
②入試活用・単位認定
③通訳ガイド試験で1次試験の外国語(英語)免除
④国家公務員採用総合職試験で点数加算
⑤大きな自信になる
詳しく解説していきます。

①就職・転職に有利

グローバル化が進む現代社会において、英語ができるということは就職、転職に非常に有利になります。

私の会社では、海外子会社・海外取引先と英語でやりとりをしなければいけません。

しかし、その様な状況下の会社であっても、英語を不自由なく話せる人はごく少数です。

みんな英語でメールは打てるんですが、英語を話せる人って本当に少ないんです。

そんな中、スピーキングのテストまで課される英検1級を合格している人材というのは、日本の会社では重宝されます。

就職、転職市場において、履歴書に英検1級と書けることは、大きなアピール材料になります。

②入試活用・単位認定

入試で英検の取得級、CSEスコアを利用できる場合があります。

英検1級合格まで要求している学校は稀ですが、1級に合格していると大きなアドバンテージとなる場合があります。

(例)早稲田大学 国際教養学部…英検1級合格でテスト結果に20点加算など

また、英検の取得級が単位認定される学校・学部があります。

(例)小樽商科大学 商学部…英語I、Ⅱの内、最大2単位など

詳しくは、下記英検のWEBサイトや各大学の入試要項をチェックしてみて下さい。

③通訳ガイド試験で1次試験の外国語を免除

観光庁長官が実施する全国通訳案内士(通訳ガイド)試験において、英検1級合格者は筆記試験の外国語(英語)科目の受験が免除されます。
尚、TOEICでも下記要件中、いずれかのスコアを満たせば、外国語筆記試験(英語)は免除されます。
TOEIC L&R 900点以上
TOEIC Speaking 160点以上
TOEIC Writing 170点以上

④国家公務員採用総合職試験で点数加算(準1級以上)

英検準1級以上を有する受験者には、最終合格者決定の際に、総合点に25点が加算されます。

⑤大きな自信になる

最後になりましたが、私にとって英検1級合格は大きな自信になりました。
英語の勉強を始めた2013年頃、英検1級合格を最終目標にして勉強を始めました。
英語力0だった当時の私は、英検1級持っている人ってすごいな、かっこいいなと思っていました。
その英検1級に合格した今、到達できた自分に対して大きな自信を持つことができました。
会社の資格取得欄にも、実用英語技能検定1級と記入できました。
やっぱり周りの方、上司の方から感心されますよ。

君は海外に住んでいたことがあるのか?

なんてよく聞かれます。

いえ、独学で勉強しました。

そう答えるたびに、継続して勉強することができた自分自身を誇らしく感じています。

まとめ

まとめ:英検1級5つのメリット
①就職・転職に有利
②入試活用・単位認定できる場合がある
③通訳ガイド試験で1次試験の外国語が免除される
④国家公務員採用総合職試験で点数加算される(準1級以上)
⑤大きな自信になる

上にあげた以外にも、留学時の語学力を証明する資格として使える場合があったり、会社の昇進の際に英語力を証明できたり、メリットは多岐に渡ります。

ただ、私が英検1級に合格して感じることは、誰もが知っている英検の最も上位の級に合格できた自分に対して、大きな自信を持つことができたということです。

英検って自分の親の世代でも知っています。

TOEICはちなみに親の世代にはよく分からないようです。

英検は日本のどの世代であっても、とても高い認知度があります。

その1級に合格できたことって、やっぱり下世話な話かもしれませんが、すごく誇らしく感じますよ。

仮に実際に利用する機会がなかったとしても、英検1級は目指すに足る資格試験であったと思います。

本日は以上です。

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