【保存版】英語での役職・肩書きの表記の仕方を徹底解説!

英語知識
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英語での役職の言い方を教えて!

この記事ではそんな悩みを解決していきます!

英語で役職をどのように表記すればよいか難しいです…

英語での役職表記は会社によって様々で難しいよね。今回、徹底解説していくよ!

この記事を読んで分かること
・英語での役職の言い方
執筆者;よけ
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・28歳から英語の勉強を始め、海外経験なしで英検1級 合格
・毎日、海外取引先と英語で仕事を行う
英語では課長も部長も「Manager」と表記します。私は海外子会社とやり取りした際、課長ではなく部長に承認してもらっていると言いたかった時、どのように表現すれば伝わるか迷った経験があります。この記事では、英語での適切な役職の表現の仕方を解説していきたいと思います。
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役職表記一覧

日本語の役職を英語で表記する際、企業によって表記の方法は様々です。

また、海外の企業の人と挨拶をする際、もちろん相手方の役職は英語で表記されていますが、どれくらいの地位の人か非常に分かりにくいことがあります。

日本と海外では企業構造も違うため、日本語の役職をそのまま英語対応させると少しずれてくる場合がありますが、一般的には下記の様な表記が使われています。

日本語 英語
一般社員 Staff/Employee
係長 Subsection Chief
課長 Manager/Section Manager/Section Chief
部長 Manager/Department Manager
本部長 General Manager
参与 Consultant/Adviser/Counselor
役員 Member of the Board of Directors
取締役 Director
社外取締役 Outside Director
代表取締役 Representative Director
常務取締役 Managing Director 
専務取締役 Executive Managing Director
副社長 (Executive) Vice President
社長 President
代表取締役社長 President and Representative Director
最高経営責任者 Chief Executive Officer (CEO)
最高財務責任者 Chief Financial Officer (CFO)
最高業務執行責任者 Chief Operation Officer (COO)
監査役 Auditor
会長 Chairperson/Chairman

ManagerとDirector

英語では部長はManager、課長もManagerです。

このManagerという単語、もちろんManageから来ており、意味は「管理する」です。部長も課長も「管理する」人なのでManager(管理者)という単語が使われます。

日本語の課長、部長のような単語での使い分けは英語にはありませんが、Department Managerの様にどの部署をManageしている人かを表して、その人の組織での位置づけを明確にすることができます。

・Department Manager (部の管理者 = 部長)
・Group/Section Manager (課の管理者 = 課長)
・Store Manager(店の管理者 = 店長)

課長や部長より上位の役職である役員や取締役を表す際は、Directorという単語が使われます。Managerと同様、Directorに修飾語をつけて、その人の組織での役割を明確にできます。

・Representative Director (代表の取締役 = 代表取締役)
・Outside Director (外部の取締役 = 社外取締役)

役職の前につけられる Executive/Senior

役職の前にExecutiveSeniorがつけられると、より上位の役職を表すことができます。

例えば、常務と専務。

役職は常務より専務の方が上です。英語では下記のように表現できます。

・常務取締役:Managing Director
・専務取締役:Executive Managing Director

同じManaging Directorでも、ExecutiveをつけてExecutive Managing Director(専務)とすることで、Managing Director(常務)より上位の役職であることを表すことができます。

今回はExecutiveをつけましたが、Seniorでももちろん可能です。

私の会社での役職・部署名の言い方

私の会社での役職・部署名の言い方を紹介します。

私は現在、係長職についています。私の会社では係長はAssistant Managerと表記します。一般的な呼び方である上の表のSubsection Chiefとは違いますね。
名刺には下記の様に表示されています。
●● Corporation (会社名)

Yoke (名前)
Assistant Manager (役職)
〇〇 Group (課)
XX Department (部)
△△ Division (本部)

連絡先(E-mail / Tel など)

最上段に会社名、その下に自分の名前です。
名前の下に役職、及び所属部署が記入されています。所属部署は、英語は日本語とは逆で、より小さい所属組織から記入します。その為、Group(課) → Department(部) → Division(本部)の順で英語では記入されています。
また、私の会社では課長、部長は英語で下記の様に表します。
・課長 = Group Manager
・部長 = Department Manager
本部長の英語訳は実は知りませんが(私の様な下っ端は関わり合いがない(笑))、「本部長もこの書類は承諾済みだ」と海外支社に言いたい時は、
 
This document has already been approved by the head of the Division.
 
と表現しています。Division(本部)head(長)で本部長です。分かりやすい表現で個人的には気に入っています。 

役職の訪ね方

英語で役職はpositionjob titleと言います。

海外取引先とやり取りをしていると、相手方がどの程度の役職かを確認したい時があります。その様な場合は、

「May I know your position?」(役職を教えていただいても良いですか?)

と丁寧に訪ねましょう。

「What is your position?」でも伝わりますが、直接的な表現で少し不躾な印象を与えてしまいます。

まとめ:英語での役職表記は会社によって様々!ただし基本を理解しておくことが大事!!

本日は、英語での役職表記について解説しました。

英語での役職表記は会社によって様々ですが、ある一定の決まりはあります。

基本を理解しているとおおよその相手方の役職、会社での地位は理解できます。また、自分の会社組織の役職を英語表記する際も、大きく間違えることはありません。

今回紹介した役職表記がお役に立てば幸いです。

本日は以上です。

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