【保存版|社会人の英語の再開方法】勉強の始め方、学習順序、学習方法を徹底解説!!

勉強法
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社会人になって英語の勉強を久しぶりに再開します。どうやって勉強を始めればいいですか?

本日はそんな悩みに答えていきます!

会社でTOEICを受けなければいけません。久しぶりに英語の勉強をしようと思いますが、何から始めればいいか分かりません…

英語の勉強を再開する時、何から始めればいいか分からないよね!この記事では、よけの経験を元に、社会人の方がどの様に英語の勉強を再開すればいいか解説していくよ!

この記事を読んで分かること
・社会人の英語の勉強の始め方
・英語の3大基礎と4技能
・英語の学習順序、学習方法
執筆者;よけ
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・28歳から英語の勉強を始め、海外経験なしで英検1級合格
・毎日、海外取引先と英語で仕事を行う
私は28歳の頃、英語の勉強を再開しました。当時、何から始めれば良いか分からず、とりあえず学生用の英単語のテキストを1冊購入し、1年くらいそれだけ覚えていました。非常に効率の悪い勉強方法だったと思います。この記事では、私の8年間の英語勉強経験から、どの様に英語の勉強を再開すればよいかを解説していきます。
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英語の3大基礎と4技能

まず、英語の勉強の始め方を解説する前に、英語の3大基礎4技能について解説します。
【英語の3大基礎】
①単語
②文法
③発音
【英語の4技能】
①読む
②書く
③聞く
④話す
英語の3大基礎とは①単語②文法③発音の3項目です。
英語の4技能とは①読む②書く③聞く④話すの4項目です。
英語の3大基礎を元にして、英語の4技能は成り立っています。
つまり、英語の3大基礎を使って4技能を行います。
その為、英語学習でまず初めに行うべきは、英語の3大基礎である①単語、②文法、③発音です。
英語の3大基礎をしっかり固めた後、英語の4技能の学習を行うと、スムーズに理解できる様になります。

英語の3大基礎 ー ①単語 ②文法 ③発音 ー

英語の勉強を始める際は、まず英語の3大基礎である①単語、②文法、③発音から始めます。
英語学習の最初の6ヶ月〜1年は、この3大基礎である①単語、②文法、③発音をしっかりマスターすることに集中しましょう。
英語の4技能の学習はその後で構いません。

英語の3大基礎 ー ①単語

英語の3大基礎の1つ目は単語です。

自分のレベルにあった英単語のテキストを1冊購入し、何度もやり込みましょう。

社会人の方であれば一度英語を学習したことがあるはずなので、高校生用の英単語のテキストを1冊購入して下さい。

テキストを選ぶ際の注意点として、必ず例文発音記号が載っているものを選ぶ様にしましょう。

英単語暗記は、①例文を通して文の中での使い方を覚えること②発音を覚えること、この2つを合わせて行わなければ効果は見込めません。

私のおすすめするテキストは、「Duo 3.0(鈴木 陽一著、アイシーピー)」です。

様々な英単語を例文を通して覚えられる様になっています。また発音記号も載っており、非常に人気の高いテキストです。

Amazonリンク「Duo 3.0(鈴木 陽一著、アイシーピー)」

英語の3大基礎 ー ②文法

英語の3大基礎の2つ目は文法です。

学校では文法を中学〜高校の6年間みっちりやりますが、本当に覚えるべき文法事項は、それ程多くありません。

本来、文法は1年以上かけてやる様な項目ではないと思います。

難しいイディオムや構文を覚える必要はありませんので、基礎的な文法事項をしっかりと理解できる様に学習しましょう。

私のおすすめするテキストは、「カラー改訂版 中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習する(稲田 一 著、KADOKAWA)」です。

学習すべき文法事項が簡単にまとめられており、おすすめのテキストです。

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英語の3大基礎 ー ③発音

英語の3大基礎の3つ目は発音です。

発音は学校ではあまり詳しく練習しません。

私の場合、中学校の最初の頃の授業で少しだけ学習し、以降は高校を卒業するまで一切学習しませんでした。

しかし、発音はもっと力を入れて取り組むべき項目です。

正しく発音できる様になると、以下の3つの利点があります。

【発音を学習することの利点】
①英語を話す基礎となる
②リスニング力が向上する
③英語学習が楽しくなる
また、英語は日本語と違い、隣り合う音がつながったり、音が消えたりします。
その為、母音・子音の正確な発音だけでなく、英語特有の音の変化も合わせて学習する必要があります。
【英語特有の音の変化の例】
①隣り合う音が連結する
(例)Did you ~ (ディドユーではなくディジュー)
②音が脱落する
(例)Take care(テイクケアーではなく、テイッケアー)
③音が変化する
(例)Check it out(チェックイットアウトではなくチェッキッラゥ)
私のおすすめするテキストは、改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる (松澤 喜好 著、アスキー・メディアワークス)」です。
 
英語の母音・子音の発音、音の変化について詳しく解説されています。
 
練習用の音声も充実していますので、英語の発音を学習するには最適の参考書です。
 

英語の4技能 ー ①読む ②書く ③聞く ④話す ー

次に英語の4技能である①読む、②書く、③聞く、④話すについて解説していきます。
6ヶ月〜1年をかけて英語の3大基礎をしっかりと固めた後は、英語の4技能の学習に移りましょう。
この4技能の内、学校教育では読む、書く中心の教育が行われています。
その為、日本人は英語を読んだり書いたりすることは非常に得意です。
実際、私の会社でも英語のe-mailを打てる人はたくさんいますし、それを読むことができる人もたくさんいます。
しかし、英語で会議をできる人は多くありません。
これは、学校教育では聞く、話すの教育があまり行われなかったことに由来していると思います。
大多数の日本人は、英語を聞く、話すことが非常に苦手です。
しかし、英語の4技能をバランスよく学習しなければ、英語力は伸びていきません。
学生時代と同じ間違いを繰り返さない為にも、社会人で英語をやり直すのであれば、この英語の4技能の学習をバランスよく行いましょう。

英語の4技能 ー ①読む (リーディング)

英語の4技能の1つ目は読むです。

学生時代から難解な英語の長文を読まされている為、多くの日本人が最も得意としている英語の技能です。

以下、学習方法を解説していきます。

学習法① ー 精読 ー

英語を読むことの最も基礎的な学習方法は精読です。

精読とは一つ一つの英文を丁寧に訳していって読み進める方法です。

日本語訳をノートに書く必要はありませんが、ゆっくりと確実に理解しながら英文を読み進めていきます。

精読を繰り返し行い、英語力を向上させていくことで、英語を読むスピードは自然と上がってきます。

みなさんは楽器の練習をしたことがありますでしょうか。

ピアノやギター、リコーダーでも構いません。

楽器の練習では、最初は曲をゆっくりと弾ける様に練習します。

その後、段々とスピードを上げていき、ナチュラルなスピードで曲を弾ける様にしていきます。

英語を読める様になるプロセスもこれと同じです。

まずはゆっくりと英文を読めば理解できるようにします。

その後、段々と速く読める様に練習していきます。

英語を読む学習法として、最も基礎となるのは精読です。

精読を中心に、読む技能を向上させていきましょう。

学習法② ー 多読 ー

精読がある程度できる様になれば、英語の文章をたくさん読む、つまり多読をしてみましょう。

ゆっくりと読めば理解できる英文をたくさん読んでいきます。

少しくらい意味が曖昧なところがあっても、気にせず読み進めましょう。

多読を行うことで、英語の文章に対して慣れることができます。

その結果、日本語の文章と同じように英語の文章を自然に速読できる様になります。

よく「英語の文章を日本語に訳さず英語のまま理解する」様に読むなどと言われます。

しかし、これは精読と多読を繰り返し行うことで、頭の中に英語のリズムが刻まれた結果、自然とできる様になるものです。

プロセスとしては、下記①②③の順序となります。

【英語を英語のまま読める様になるプロセス】
①精読をして、ゆっくりであれば英文を読める様になる
②多読をして、英語の文章のリズムに慣れる
③英語の文章を英語のまま理解できる様になる
英語の文章を英語のまま理解して読むということは、英語初学者が狙って出来るものではありません。
精読と多読で英語を読む訓練をした後に身につけられるものです。
まずは精読、そしてその後に多読をして英語に慣れた後、英語を英語のまま理解しながら読み進められる様に訓練していきましょう。

英語の4技能 ー ②書く (ライティング)

英語の4技能の2つ目は書くです。

英語の書く技能は、読む技能と密接に関係しています。

読むはインプット、書くはアウトプットの関係です。

以下、書く技能の学習方法を解説していきます。

学習法① ー 単語/文法の復習 ー

英語で書く為には、英語の3大基礎である単語・文法がしっかり身についていることが必要です。

英語の文章を書けないと感じたら、まずはもう一度単語と文法、特に文法の復習を行いましょう。

文法学習を通して英語の構造を理解することで、英語を書く土台を築くことができます。

学習法② ー 英語で文章を作ってみる ー

英語で書く力は、実際に書くことを行わなければ伸ばしていくことはできません。

今まで日本語で書いていたことを英語で書いてみましょう。

題材はなんでも構いません。

【英語で書く学習法の例】
・ふとした景色を英語で描写してみる
→It has been raining since yesterday.
 (昨日から雨が降り続いている。)
・ふとした思いを英語で文章化してみる
→I have to make a presentation tomorrow, so I am highly excited.
 (明日、プレゼンをしなければいけないので、とても興奮しています。)
日常の思い、風景などを英語で描写してみましょう。
実際に海外の人とe-mailのやりとりをしたり、留学したりしなくても英語の書くという作業は練習できます。
また、書くことのおすすめの勉強方法として、英検の受験があります。
英検にはライティングのテストがありますので、書くことを訓練しなければ合格できません。
英検にチャレンジして、書くことを学習していくのも良いと思います。

英語の4技能 ー ③聞く (リスニング)

英語の4技能の3つ目は聞くす。

聞く能力、つまりリスニング力は多くの日本人は低い傾向にあります。

その原因は、英語の3大基礎である発音の練習が足りていないことに由来しています。

英語の母音・子音、英語特有の音の変化を正しく理解し、自分でも発音出来るようにならないと、英語を聞き取ることはできません。

以下、聞く技能の学習法を解説していきます。

学習法① ー 発音の復習 ー

リスニング力は、英語の発音を正しくできる様になることで大きく向上します。

自分が発音できない音は、聞き取ることもできません。

リスニング力が低いなと感じたら、発音を復習してみましょう。

自分で英語の発音ができる様になると、英語の音も聞き取ることができる様になります。

学習法② ー 精聴 ー

リスニング学習の最も基礎となるのは精聴です。

精聴とは、英語のスクリプトを見ながら丁寧にリスニングを行う学習法です。

一文一文丁寧に聞いていきます。

精聴は下記の順序で行うと効果的です。

【効果的な精聴の行い方】
①英語のスクリプトを読む
②日本語訳を読み、英語のスクリプトの内容を理解する
③英語のスクリプトを見ながらリスニングをする
④英語のスクリプトを見ずにリスニングをする

まずは、リスニングをする前に①②を行い、英語のスクリプトを文字で読めば理解できる様にします。

文字で読んで分からないものは、リスニングでも当然理解できない為です。

次に、③④の様にリスニングを行います。

聞き取れる様になるまで③④を繰り返し行いましょう。

学習法③ ー オーバーラッピング ー

オーバーラッピングとは英語のスクリプトを見ながら、聞こえてきた英語の音声と同時に発音していく方法です。

精聴で英語の音を聞くことに加え、オーバーラッピングを行い、自分でも英語を発音してみましょう。

そうすることで、英語のリズムを体感でき、リスニング力向上が見込めます。

学習法④ ー シャドーイング ー

シャドーイングとは、聞こえてきた英語の音をそのまま口に出す学習法です。

スクリプトを見ず、英語の聞こえてきた音を自分でもなぞるように発音していきます。

シャドーイングを行うことで、速い英語の音声に付いていくことができる様になります。

オーバーラッピングに慣れてきたらシャドーイングを行ってみましょう。

学習法⑤ ー ディクテーション ー

ディクテーションとは、聞こえてきた英語の音を1語1句書き取る勉強法です。

実際英語を聞いていると、聞こえているつもりでも、なんと言っているか実は曖昧な箇所があります。

ディクテーションを行うことで、どこが聞こえていないかを明確にすることができます。

結果、正確な英語のリスニング力を養うことができます。

英語の4技能 ー ④話す (スピーキング)

英語の4技能の4つ目は話すです。

英語の4技能の内、日本人が最も苦手とする能力です。

よく中学から高校の6年間も英語を勉強したのに、英語を話せないのはなぜかとの議論が行われています。

理由は非常に明快です。

学校では英語を話す訓練をほとんどしていないからです。

訓練していない能力が伸びることはありません。

また英語の聞くと話すはインプットとアウトプットの関係にあります。

英語の話す能力を上げると、聞く能力も上がります。

どちらかに偏ってしまわない様、バランスよく聞く・話すの練習をしていきましょう。

それでは、話す技能の学習法を解説していきます。

学習法① ー 英会話 ー

英語を話す能力を向上させたければ、英会話を行い、英語を話す練習を積むしかありません。

留学等できればベストですが、今は日本にいながらオンライン英会話で英語を話す練習をすることができます。

値段もリーズナブルになってきていますので、オンライン英会話を利用し、英語を話す練習をしてみましょう。

オンライン英会話は、現在たくさんの企業が行っています。

迷ったらまずは、最大手のレアジョブ英会話から始めてみてはいかがでしょうか。

【レアジョブ英会話】
・オンライン英会話業界で唯一の上場企業(東証一部)
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・講師6,000人
・フィリピン人講師
→採用率わずか1%の厳しい審査を通過してた講師陣
レアジョブ英会話では無料体験レッスンを受講できます(PC/スマホ可)。下記にリンクを貼っておきますので、興味のある方は受講してみて下さい。

学習法② ー 英語で文章を作り、言ってみる ー

留学・オンライン英会話などで実際に英語を話すことが、英語を話す能力を向上させる為にはベストです。

但し、金銭的、時間的に余裕のない場合、ふとしたことを英語でつぶやいてみましょう。

例えば、今日の朝の私のことですが、

I tried to drink a cup of coffee in the morning, however, there were no coffee beans. I have to buy them in the supermarket after finishing my work.
(今朝コーヒーを飲もうとしたら、コーヒー豆がありませんでした。仕事終わりにスーパーマーケットでコーヒー豆を買う必要があります。)

でした。

英語で文章を作って、口ずさんでみましょう。

英語を話す練習は一人でも行うことができます。

まとめ:英語は3大基礎→4技能の順番で学習していこう!

本日は社会人の方が英語の勉強を再開する場合、どのように学習を始めればよいかについて解説しました。

まずは英語の3大基礎である①単語、②文法、③発音の学習を行いましょう。

目安は6ヶ月〜1年です。

その後、英語の4技能である①読む、②書く、③聞く、④話すの学習を行います。

英語の3大基礎をしっかり理解できていると、この4技能の学習もスムーズに進めることができます。

英語の3大基礎は基礎学習、英語の4技能は応用学習です。

しっかりと基礎を固めてから応用学習を行いましょう。

本日は以上です。

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