本日はそんな疑問に答えていきます。
社会人になるとTOEICを受けている人は多いですが、英検を受けている人をほとんど見かけません。会社での昇進や、転職の際に必要となるのはTOEICだからだと思います。
その為、会社で英検準1級や1級の話をすると
英検準1級?それって、TOEICだと何点くらい?
とよく聞かれます。
本日は、英検準1級とTOEICスコアを比較していきます。
・英検準1級はTOEICだと何点か?
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・TOEIC受験回数20回以上 (最高点 895点)
・英検準1級(2019)、英検1級(2021/11)
・毎日、海外取引先と英語で仕事を行う
結論から申し上げます。
英検準1級合格前のTOEICスコア
私は2019年1月に英検準1級に合格しました。
下表は英検準1級合格以前の私のTOEICスコアです。黄色マーカー部をご覧ください。2017年後半から2018年にかけてTOEICの点数は800点台中盤で安定していました。
2015年:615
2016年:600、680、600、735
2017年:745、720、830、810、845、865
2018年:835、850、870、855
2018年9月:英検準1級の勉強を始める
2019年1月:英検準1級合格
2018年9月頃、TOEICに飽きてきた為、英検準1級の勉強を始めました。
2019年1月、英検準1級を初めて受験し、ギリギリ合格しました。
TOEIC800点代中盤の実力で英検準1級にギリギリ合格
私のTOEICスコアは、2018年は800点台中盤で安定しており、2019年1月に英検準1級にギリギリ合格しました。
どの程度ギリギリであったかと言うと、英検には「英検バンド」というものがあります。
偏差値のようなもの。準1級だとGP1−3、GP1−2、GP1−1、GP1+1、GP1+2、GP1+3のような形で表示されます。GP1というのはGrade Pre 1(英検準1級)という意味で、その次の数字がプラスだったら合格、マイナスだったら不合格。
私が英検準1級を合格した時の英検バンドは1次試験(リスニング、リーディング、ライティング)、2次試験(スピーキング)共にGP1+1でした。
私の英検バンド「GP1+1」は合格者の中で最も低いランクです。1つ下がったランクのGP1-1は不合格です。つまり、本当にギリギリの合格だったと言えます。
下図は私の英検準1級合格の際のスコアです。上が1次試験、下が2次試験です。英検バンドはGP1+1となっています。
英検準1級の準備期間はたったの4ヶ月
私がTOEIC800点台中盤で安定していた頃から、英検準1級の対策をどれだけやったかと言うと、期間にして4ヶ月、過去問は6年分を一通りです。1日の勉強時間は45分程でした。
これくらいの勉強時間、勉強期間では英語力というのは上がりません。
よって、私が2019年1月に英検準1級に合格した際、TOEICの実力値は2018年に連続して取得していた800点台中盤のスコアのままであったと言えます。
このことから、英検準1級はTOEIC800点代中盤であると言えます。
まとめ:英検準1級とTOEIC850点は同レベル
2018年はTOEICは800点台中盤で安定していました。
その後、英検準1級の過去問を4ヶ月行い、英検準1級にギリギリ合格しました(英検バンドGP1+1)。
4ヶ月間の英検準1級の対策期間は問題形式に慣れるためのもので、4ヶ月程度で英語の実力は上がりません。
その為、
・TOEIC800点台中盤レベルで英検準1級はギリギリ合格できる
と言えます。
よって、英検準1級はTOEIC850点と定義できます。
英検準1級はTOEICだと850点
但し、英検準1級は7割正解すれば合格のテストなので、問題レベルはTOEICよりも難しいです。TOEICで850点を取得しても、英検準1級に合格するためには、過去問は一通り勉強する必要があります。
本日は以上です。
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