2020年より、小学校3年生から英語の授業が必修となりました。
我々の時代は中学1年から英語の授業が始まり、高校卒業までの6年間、英語の勉強が続きました。
それにも関わらず、学校教育のみで英語を話せるようになった人を僕は見たことがありません。
その原因の1つとして、文法に時間をかけすぎということが挙げられると思います。
文法は中学から高校の6年間もかけて勉強するような単元ではないと思うよ!
この記事では、文法にかけるべき時間、もっと力を入れて学習べき単元について解説していきます。
・文法学習にかけるべき時間
・英語学習でもっと力を入れて取り組むべき単元
・同志社大学卒業後、自動車会社へ就職
・28歳から英語の勉強を始め、海外経験なしで英検1級 合格
・毎日、海外取引先と英語で仕事を行う
学校教育は英文法に時間をかけすぎ!
私が学生の頃、中学1年から英文法の勉強が始まり、高校3年になるまで英文法の授業は続きました。
期間にして6年間、英文法の授業をやり続けました。
但し、私が通っていた中学・高校では、文法の授業はイディオムの暗記や穴埋め問題ばかりでした。
I am ( ) in English. ①surprised ②interested ③satisfied ④forward かっこの中には何が入るでしょう?
be interested in(興味がある)なので②です!
学校の授業ってこんな感じです。
高校3年にもなると、いつ使うんだっていうような難解なイディオムや言い回しを覚えさせられます。
自分で英語の勉強を一から始める場合、こんな勉強の仕方は絶対にしません。
学校の授業は、クイズ王を養成したいのでしょうか。
学校の先生にとっては、こういう授業って楽だと思います。
英作文・英会話などの実用的な授業 / テストは、先生側にとっては負担が大きいですし、テストの採点も非常に難しいと思います。
また英作文・英会話を正確に出来る先生も限られている為、このような採点の簡単な穴埋め問題ばかりの授業になってしまうのかもしれません。
断言しますが中学1年から高校3年の6年もかけて、難解な文法知識を詰め込む必要はありません。
文法の学習は、長くても1年かければ十分
私は28歳の頃に英語の勉強を再開しましたが、文法って覚えるべき項目が限られていると感じました。
文法は長くても1年ほど集中的にやれば十分です。
学校では高校3年にもなると、とんでもない難しい文法や難解なイディオムを暗記したりしますが、実社会ではほとんど使いません。
また、実際に英語を話す際、非ネイティブである私達が難しい文法の言い回しを使っても本当に通じにくいですよ。
私は会社でインド人の方々と英語で会話しますが、難しい英文法を使っても、
Sorry?
これ、何回言われたことか笑。
英語の学者になる場合を除いて、文法は簡単な参考書を1年ほどで一通りやれば十分だと思います。
もっと英会話の授業を増やすべき!
実用的ではない文法の授業を辞めて、英会話などの実用的な時間をもっと増やしていくべきだと私は感じています。
英語を使ってコミュニケーションを取れるようになれなければ、英語学習の意味がありません。
日本の英語教師に英語を話せる先生が少ないのであれば、今はオンライン英会話が充実していますので、それを活用すればよいだけです。
英会話を行うことで、英語で会話する能力だけでなく、リスニング能力も鍛えられます。
もっと有益な英語の授業を増やしていくべきです。
まとめ:文法は1年ほどで終わらして、英会話などの有益な授業を増やすべき!
本日は、英語の学習において、学校教育で英文法に時間をかけ過ぎだということについてお話しました。
文法は中学校〜高校の6年間もかけて勉強するような項目ではありません。
学校では穴埋めクイズみたいな英文法の学習は出来る限り廃止して、英会話などの実用的な英語の授業をもっと増やしてあげてほしいと思います。
難しい文法の知識比べをしても意味がありません。
2020年より小学校3年生から英語の勉強が始まりましたが、従来の英語教育では難解な文法知識や長文読解に長ける人材が出来あがるだけです。
英語でコミュニケーションを取れる人材を育むことが出来るよう、学校カリキュラムは組まれてほしいと思います。
本日は以上です。
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